■ ID
| 1465 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 埼玉県平野部に分布する堆積物からの重金属類の溶出特性について
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■ 著者
| 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター 石山高
埼玉県環境科学国際センター 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 北口竜太
埼玉大学大学院 小口千明
埼玉大学大学院
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地球惑星科学連合2011年大会、平成23年5月27日 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、埼玉県平野部に分布する自然地層中にふくまれる重金属類の種々の特性を評価するため、人為的な影響を受けていない堆積物試料を対象としてヒ素・鉛・鉄・クロム・マンガン等の溶出特性を考察した。その結果、全ての重金属類は溶出液の液質がpH=3〜4以下まで酸性化すると溶出量値が著しく増加した。海成層のうち貝を多量に含む試料は溶出液の液性をアルカリ側へシフトさせていることから、貝殻片の有無やその溶けやすさが液性、ひいては自然地層からの重金属類の溶出特性を制御する大きな要因と考えられた。一方、ヒ素・鉛・鉄・クロムなどはpH=6〜7の中性〜弱酸性の条件下で溶出量値が増加する例が確認された。これらの試料は濁度が10NTUを超過し、検出された重金属類は溶出液中に生成したコロイドに吸着されたものと推察された。
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